CYK FEAT BABA STILTZ WITH C'EST QUI

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来る10.12(大阪)&10.13(東京)にBaba Stiltzと韓国のデュオC'est Quiを招聘してのCYK 2nd Anniversaryが開催される。

circus-osaka.com

www-shibuya.jp

 

Baba Stiltzはヒーローだ。

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Baba Stiltzは若干24歳のスウェーデンストックホルムを拠点に活動するDJ&プロデューサー&シンガーである。Kornél Kovács、Petter、そしてAxel Bomanの3人が主宰のストックホルムのレーベル&スタジオ<Studio Barnhus>やC.Eのパーティーでも来日している盟友Samo DJ主宰の<Born Free>からのリリースで遺憾無く才能を発揮している。

 

そして今年。超名門XL Recordingsからのリリースが大きな話題となった彼は、持ち前の長髪をなびかせながらこの世界を颯爽と走り抜けている。

 

彼についてはもはや、どこから話せばいいのかわからない。我々CYKが10/12&13に日本に彼を招聘するにあたって書き下ろしたプレスリリースにもあるように、Drakeが主催するインターネットラジオ<OVO Sound Radio>とキャリア35年以上のベテランテクノDJであるSven Vathのレーベル<Cocoon>に名を連ねているのは彼しかいないのだから。

 

いや、まじで知れば知るほどどこまでが計算的なのか分からない。いや、もうどこまでも変人的なだけかもしれない。

 

個人的に、今年Soundcloudにアップされた"I know"という楽曲が一番インパクトのあるリリースだった。

soundcloud.com

 

惜しくも今年四月に急逝したAviciiの昨年大ヒットなトラック"Lonely Together"を大胆にピッチを変えてサンプリングした作品だ。実はBaba Stiltzはストックホルムの重要レーベルの一つ<Born Free>からのリリースにおいてもAvicii - Levelsを大胆にサンプリングしていて、同郷のプロデューサーでもあったAviciiへの興味がうかがえる。(親交関係にあったのかな?) 

 

 

(ちなみにこの二曲目にあるSamoとの共作はRight in socketをサンプリングしている。Nariのオハコ!)

 

また、自分が初めてBaba Stiltzに触れた作品がYung Leanの作品。

soundcloud.com

彼はスウェーデンのヒップホップグループSad Boysのメンバーとして日本でも根強い人気を誇っている。ヒップホップに通じてない自分だが、Yung Leanはかなり好きなアーティストで、Baba StiltzはSad BoysのビートメイカーYung Sharmanと同団地とのこと。超フェイバリットメディアAvyssさんがうまくまとめてくれてる。

 

 

avyss-magazine.com

 

 

 

フィーチャリングとしての参加とのことで彼は歌声をも披露している。

XL Recordingsでのリリースでも分かる通り、彼のエレクトロニックな作品にも、はたまたロックやソウル、カントリーの影響が大きく伺えるバンドサウンドな楽曲でも彼自身のヴォーカルを載せているのが印象的だ。

https://www.newtone-records.com/item/n_t0086101.html

 

SKWEEE(だいぶ聞かなくなったジャンルだけど)シーンからその名を表した奇才はpost vaporなトラックを経由し、ミニマル、ポップ、The Trilogy Tapesからのリリースでもあったようなサンプリング・ディスコ・ハウス、ダウンテンポ、ロック、カントリーなどもはやジャンルで規定することもバカバカしいような多様さを見せており、このボーダーレスな感覚はある種Baba Stiltzという人間性を表すには至極自然なことのようにも思える上、90年代生まれらしい感覚を覚える。

 

NTSからリリースする最近のポッドキャストではほぼジャズ、ソウル、ブルースで構成されておりDJとしても予測不能な、そして彼の音楽的な多様さが伺える。

soundcloud.com

 

今年に入ってはDJのギグだけではなく、ライブも行っていてマイクを使用しヴォーカルを披露した。 

 

これほどまでに多くのレイヤーを持つBaba Stiltzは勿論日本でもその都度話題に上るアーティストの一人であり、やはり彼を有名にしたのは以下のBoiler Roomの映像ではなかろうか。

 

www.youtube.com

 

彼のダンスなミックスを聞いているとミニマルでヒプノティックな楽曲とメロディアスでどこか可愛げのある曲が同居しているが、2018年10月に何をプレイするのか、果たして全く予想がつかない。

 

でも、パーティーだってそうだ。パーティーは生物であり、1曲1曲の流れが予想だにもしない方へと連れて行ってくれる。

 

今回の"Showtime"は我らCYKと韓国のDJデュオC'est Quiとともに行われる。C'est QuiもBoiler Roomに出演して以降注目を浴びる存在になっている。

www.youtube.com

 

個人的にはCYK RADIOに提供してくれたこのミックスが一番好き。

soundcloud.com

 

この日は音楽に対するピュアな感情が溢れる空間になると思う。CIRCUS OSAKAの奥行きのある空間に轟くピュアなダンスミュージック。そして、WWW Xのサウンドシステムはライブパフォーマンス向きなので、とにかくメロディアスな曲が映える。スタッフさんたちの努力により、低音の鳴りに関しても徐々にアップデートされつつあり、10/13もかなり待ち遠しい。

 

そして、何よりCYKの2nd Anniversary。全てに感謝の気持ちを持ちつつ、是非一緒に遊んでくれればと思います。

Shall Not Fadeツアー&北海道

 

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久々の更新です。

更新していなかった理由としては、文章を書く時間が取れなかったからです。

というか、書く時間を確保する気にならなかった。

それよりも、口頭で魅力を伝えたり、一緒に遊んだ方が色々伝わるんだよなーとか思いつつ。ゲストのDJのミックスのURLを後日送って感想言い合うのも楽しいしね。まずは体感してから、、、なテンションでしたが、ネットの機能としてはやはり知らない方に見てもらえるという部分が大きい。

しかも、今回北海道でのギグということもあり久々に!

 

 

まずは東京9/28のShall Not Fade 3rd Anniversaryから。

 

安定のクラブミュージック情報メディアhigher frequencyによる紹介文が割と完璧なので、そちらを見て欲しいのですが。

〈Shall Not Fade〉が設立3周年記念ワールドツアーの一環で日本初上陸、オーナーのKGWと看板アーティストLKが揃い踏み | クラブミュージック情報サイト HigherFrequency ハイヤーフリケンシー

 

上の記事にも書いてある通り、レーベルナンバー001としてリリースされたMall Grabの『Alone EP』は、今ではレイヴィーなDJスタイルの印象が強くなって来たMall Grabですが、爆発前夜が如く、こもったローファイで低温なシンセ&ボイスサンプル。2010年代後期は全体的にChill Outな気分に向かっていった中で、そうしたテンションを残しつつも虎視眈々と爆発するその日を睨み続ける一人の青年の姿が浮かびます。

 

それ以降もDJ BORINGやTRP、LK、DJ OCTOPUSなどのプロデューサーが参加したり、Lost PalmsやMall Grab主宰Steel City Dance Discsなどのサブレーベルの設立。ドラゴンボール好きなベテラン、ビックダディー!!!のRick WadeやHannaをレーベルに迎えたのも大きなトピック。

 

Shall Not Fadeのホワイトレーベルもタツローヤマシタ - メリー・ゴー・ラウンドのサンプリングが大きな話題となりましたね。それを仕掛けたのが今回来日するLKな訳ですが。

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SNFってローファイ/ロウハウス的な解釈で消費されがちなレーベルだと思うんだけど、軸のある音楽的なセレクトや、傘下レーベルを展開することでコンセプチュアルに説明したSNF首領KGWの力量が素晴らしくて。

 

ジャズやラップのボイスサンプルに感じ取れるブラックネス。その独特のドープさをジリジリとしたロウ・サウンドに埋め込んでディープにアレンジした曲が多い。もしくは、Mall Grabのようなレイヴサウンドと接続しはするけど、90'sのレイヴ隆盛以降に出生した青年達の夢の中のような、少し低体温なサウンドがそうした印象を持たせます。(勿論中にはパーティーチューンもあるけど。)

 

とにかく、Lobster Therminのようにロウなグルーヴを含有するハウスな文脈においてはShall Not Fadeは2015年と割と遅めに設立され中でも、ブームに揉まれながら一つの成功したレーベルとして今回3周年を迎えるわけです。

 

ロウハウス/ローファイハウスというブームは、あらゆる批評とともに(批評内容は別として)進行してきた訳だけど、ベッドルームで夢を見たDJ達が今こうして海外を周り、ギグを重ねていることは一つのクラブカルチャーの在り方としてとても面白いこと。そして、その音に言葉では形容しがたい魅力が存在すること。ただの懐古主義に陥る訳がない(だってリアルタイムじゃないから)若いプロデューサーが新たな解釈で作品をリリースしてきた歴史がSNFには詰まっている訳です。

 

そうした3年という短いながら急速に勢力を増してきた新鋭レーベルSNFの現在、そして未来を2018年に東京で目撃できることは幸せなことだと思っています。

 

CYKが招聘したMall Grabの"爆発"や、DJ BORINGとN.O.S.のRomy Matsと3人会で過ごした夜、N.O.SでみたDeejay Astralのdjingを思い出しながらきたる金曜日の一夜を楽しみにしています。SNF首領KGWとLKの来日公演&レーベルショーケース、色々な想いを共感できれば嬉しいです。CIRCUS TOKYOでお待ちしております。

 

そして、その翌日はLKが主宰するHokkaido Dance Clubのショーケースとして北海道札幌PROVOでもCYKがDJします。

 

震災もありどうなるかとは思いましたが、僕らに出来ることを僕らなりに、いつものようにする。それが僕らに与えられた役割なのかなと思います。

 

道民の方々、是非遊びに来ていただければ嬉しいです、、!後悔はさせません!!!

 

3 Years Of Shall Not Fade in TOKYO with CYK & N.O.S.

Date: 2018/9/28 (Fri)

Venue: CIRCUS Tokyo
Open/Start: 22:00

ADV: ¥2000

Door: ¥2500

 

Line up:
[B1 FLOOR]


LK (Shall Not Fade)

KGW (Shall Not Fade)

CYK crew (Nari, Kotsu, Naoki Takebayashi)

N.O.S. DJs (Frankie $, KAZUHO, k_yam, Romy Mats)

VJ: Kenchan



 

[1st FLOOR]


AFAMoo


Moriura

Mayuko Ogura


Ryo


Riku

 

2018.9.29(sat) Hokkaido Dance Club Night with CYK News

 

Date: 2018/9/29 (Sat)

Venue: PROVO
Open/Start: 20:00

Door: ¥2000+1D

 

Line up:

CYK crew (Nari, Kotsu, Naoki Takebayashi)

UMI (JET STREAM)

TOMOKI (VOLVE / METHOD / TERMINAL)

YUSUKE

Florian Kupfer&NGLY JAPAN TOUR 2018を前に

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5.18(FRI) <Florian Kupfer&NGLY JAPAN TOUR 2018> at CIRCUS TOKYO

jp.residentadvisor.net

 

 

今日は雨が降っていて、低気圧のせいか体はぼんやりしている。大学は爆破予告があり、出入りが禁止された。

どうしても現実と向かい合って生きていかないといけないことを痛感させる。

 

Rainbow Disco ClubとHUNEE来日公演で、平和と愛溢れる現場を目の当たりにした自分にとっては厳しい仕打ちだ。

  

世の中が全て素晴らしい喜びに満ち溢れているというあからさまな嘘が、限りなく本当に思えてしまうような空間を体験した自分は早くも5月病に突入してしまいそうになっているが、そんな事も言っていられないみたいだ。

 

昨年の2月、遊びで行ったNYから帰国し、すぐに行われたFlorian Kupferの初来日公演のこと。

未だに自分の中で大きなターニングポイントだったと言い切ることができる。

あの頃、自分はモラトリアムからの解放を手前に、ますます行く末を見失っていた中で、不安に苛まれていた状況だった。

DJとしての自分の覚悟もまだ浅く、今でこそ少しは何か伝えられていることがあると信じたいが、振り返ると少し目を当てにくいような状態だった。

 

そんな中で迎えた当日のことは、正直細かくは覚えていない。

 

ただただ、切迫する絶え間ない轟音に心臓を抉りだされるような感覚と、それにより脳内麻薬が解放していく感覚を初めて感じた瞬間でもあった。

少し文字にするのは恥ずかしいけれど、自分にとって”テクノ”を感じた瞬間だった。とにかく素晴らしい瞬間だった。音と自分の身体が綺麗に対峙した瞬間でもあったのかなと思う。

 

www.instagram.com

 

あれから一年が経って、様々な瞬間を経験した。DJとしても、フロアにいるキッズとしても。

平和と愛を語るようなハウスミュージックや、おちゃらけたディスコに愛おしさを感じたり、ミニマルなテクノに同化したり、レイヴィーなUKテクノやエレクトロを前に、清々しくなるくらい身体を躍らせたこともある。全てそれらは横並びに素晴らしい体験だった。

 

そう、横並びにして考えると、Florian Kupferのそれに該当する夜はあまりまだ経験したことがない。(でも、2年前のNGLYの夜や、IN HAで聞いたRottenlava、CONDOMINIUMで見たSuburban Musïkだったりはその感覚に没入させてくれた。)

その感覚は多分胸の内にしまっておいた方がいい気もするようなほど赤裸々なものだった。

 

もちろん、今回の来日が楽しみな一方で、今回は自分も同じフロアでDJをするわけだから、とてつもなく不思議な感情がある。今、文章を書いていて、当然いろいろな人に来て欲しいけど、この夜がどうなっていくかは正直保証できそうもない。

前回、僕は一人の人間として音と対峙しながら素晴らしい体験になった事実はあれど、隣にいた人はまた違う感覚を持っていたであろうし、そのまた隣も同様にだ。そして一時の主観でしかない素晴らしい体験をもって語りすぎるのも、後悔に繋がったりする。

 

残すところ2週間を切ってしまって、もうすぐやってくるこの日だけど、何が起こるかわからない(毎度そうだけど)この日は、ハッピー野郎も不安で頭を抱えている人も、悲しみもやり場のない怒りも何でも解放しにくればいいと思う。

予定調和のあるフロアもいいけど、複雑に入り混じる人間模様溢れる”ノイズ”なフロアになれば幸いだと思ってます。

 

前置きが長くなったけれど、以下詳細を引用しつつ。

 

あと、あのButtechnoとNTSで今年共演して共演していて、ぜひ聴いてほしい。

www.nts.live

 

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<INTRODUCTION>

〈L.I.E.S.〉や〈Ninja Tune〉傘下のレーベル〈Technicolour〉からの快作が多くのDJやリスナーから支持を集めているFlorian Kupferが、5月18日(金)に待望の再来日を果たす。また、<L.I.E.S.>の看板アーティストとして知られ、Florian Kupferと盟友であるNGLYが共演し、LIVE SETを披露する。

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Florian Kupferは、2013年に〈L.I.E.S.〉から彼のデビュー作『Lifetrax』がリリースされると、すぐに収録曲の“Feelin”がアンダーグラウンド・フロアアンセムとなり、RAの年間チャートへのランクインを始め、世界中で傑作として評価された。

www.youtube.com

 

それを皮切りに、<Ninja Tune>傘下の<Technicolour>や、モスクワ発のレーベル<PRIVATE PERSONS>などからのリリースや、TORN HAWKやWillie Burnsとの共作に加え、幾つかのコラボ名義を交えつつ現在まで毎年のリリースを重ねている。

 

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DJとしては、昨年の2月にCIRCUS TOKYOでの来日公演を行っており、今回は5月19日から京都スチールの森にて行われる『STAR FESTIVAL’18』への出演に併せての2度目の来日となる。

 

LIVE SETでの出演となるNGLYは、アルゼンチンを拠点に活動しており、<L.I.E.S.>や、その姉妹レーベル<Russian Torrent Versions>からのリリースをしており、2016年には初のアルバムを<L.I.E.S.>リリースした。NGLYは、NYを拠点にするシルクスクリーンプリント・クルー<LQQK STUDIO>が、Contact Tokyoにて開催している”GATEWAY”において2度のLIVE SETを披露しており、アーティストとしては今回が3度目の来日となる。

 

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両者は、Swere名義でのコラボレーションEPを<L.I.E.S.>からリリースし、昨年の10月にも共演を果たすなど、親交の深いアーティストである。

 

また今回は、レイヴカルチャーからの影響色濃いストリートスタイルのハウスミュージックの波を都内で唯一キャッチするパーティークルー『CYK』のレジデントDJであるKotsuが日本アーティストのラインナップをキュレート。

 

Florian Kupferとの親交のあるモスクワのプロデューサーButtechnoを昨年bonoboに招聘している東京のエレクトロニックミュージックコレクティブ『IN HA』からMari Sakurai、ポスト・トライバルユニットThe Chopstick Killahzとしての活動や<Noods Radio Bristol>のレジデントでもあるMars 89のほか、現在進行形の東京アンダーグラウンド・ダンス・コミュニティを支えるbaggiojtやHairi Oku、Zooey Loomer 1979らが出演する。

 

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5/18(FRI)

11PM OPEN

at CIRCUS TOKYO

Door 2000JPY

 

ROOM 1: 

FLORIAN KUPFER (L.I.E.S./Private Persons)

NGLY (L.I.E.S.) -LIVE SET-

KOTSU (CYK/UNTITLED)

MARI SAKURAI (IN HA) 

 

ROOM 2: 

Mars89 (Noods Radio Bristol/The Chopstick Killahz)

Zooey Loomer 1979 (BLUE/INCENTIVE) 

baggiojt (JUKE) 

Hairi Oku 

 

 

■Florian Kupfer

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Florian Kupferは1988年2月27日、ドイツのヴィースバーデンに生まれ、フランクフルトにほど近いヘッセン州で育った。

2012年、24歳で初となるEP “Lifetrax/Feelin”を<L.I.E.S.>よりリリース。すぐにアンダーグラウンド・アンセムと化しRAの年間チャートにもセレクトされるなど傑作として評価された。以降も<L.I.E.S.>やその姉妹レーベル<Russian Torrent Versions>からのリリースや、<Ninja Tune>傘下の<Technicolour>からのリリースを行い、今年に入ってもノルウェーオスロを拠点にするカセットレーベル<HMD Records>から初のアルバムをリリースした。TORN HAWKやWillie Burnsとの共作を<W.T Records>からリリースしたり、UELI、SWERE等のコラボ名義でのリリースも含め、2013年のデビュー以来、毎年のリリースを重ねている。

インダストリアル・テクノ~ロウ・ハウスの名手さながらプロデューサー/DJとして躍進を続けている。

 

 

■NGLY

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表に情報が現れない謎の存在、NGLY。楽曲を通して物事を伝える彼はコアなフォロアー達を得ている。ディープなアナログサウンドでテクノ シーンに名を広げ、2014年にセルフタイトル アルバムをL.I.E.S.からリリースした。その後、Russian Torrent Versionsからもリリースし、最近では一番力を入れたEP「Psychosis」を再びL.I.E.S.にてリリースを果たした。ソロの他ではFlorian Kupferと “Swere” 名義、Patriciaと “Taxes”名義でコラボレーションをしている。

 

 

 

 

(初来日時の時の記事はこちら。ローファイだかロウハウスだか形容したのを少し後悔した記事でもある。そんなことすら忘れるフロアだったから。)

kotsu0830.blog.houyhnhnm.jp

再生の仕方

<最後チャートやってます>

 

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soundcloud.com

 

Chris SSGさんのミックスを聞いて完全に意識が別世界に移ってしまった午後5時。

 

音楽を聴く環境。時間、空間。

 

大学の講義で「音楽と心理」という授業があった時、クリストファー・スモールが提唱したミュージッキングという考え方があることを学んだ。

 

ミュージッキングという考え方 (講義レポートより参照)

”音楽”=”music”に”~ing”を足すこと名詞を動名詞化したものであり、”音楽すること”という考えである。そもそも音楽は意味を内包する自律したテクストとして扱われて いた。リズム、メロディ、ハーモニーと音楽を構成する三大要素の元、構造的なモノとして扱われ てきた歴史があった。(中略)しかし、 このスモールは、音楽を演奏する”もの”の存在が抜け落ちていた歴史に対し、音楽を実践するものへの意味を見出した。部屋で好きな音楽をかけることにも”ミュージッキング”の概念が当てはまるとするならば、音楽に社会的、文化的な側面、つまりコンテクストが存在することを改めて認識させてくれたのである。 

 

それで自分は、音楽に強烈に絡みついているコンテクストが、幼少期の車内BGM(ありがち)とゲームのBGMだったことを書いたはず。

 

それはそうで、音楽を聴くことが常ではなかった幼少期において音楽を聴く時間は、帰省時の車の中か、ゲームの中でしかなかったから。

iPodが我が家に来たのなんて中学2年とかだったし。CDも買う世代でもなく親も音楽にはあまり興味もなく。

 

じゃあJ-POPとかはどうだったんだとか言われても、カラオケでその年のベストヒット10位が歌えるくらいしか知らないし、映画やドラマも見る方じゃないからあまり知らなかったし、今でも悩むくらい歌詞を覚えられない人間だから歌詞で音楽も聞けなかった。

 

やっぱり、車内は音楽を聴くための場として完全に自分の中にあったし、叔父がMDにその月ごとにオリコンチャートを焼いてくれてたりしてくれたり、SMAPDA PUMPみたいなブラックミュージックの要素のあるアイドルや、大瀧詠一山下達郎宇多田ヒカルみたいなアーティストのCDはギリギリ親が持ってて車内で聞いていた。

 

携帯もなかったあの頃は時間が過ぎるのも遅くて、延々と続く高速道路や郊外のラブホテルのネオンなんかの淡い記憶と、親世代の音楽がちょうどリンクしている。

 

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(シティーポップのミックス動画がドライブの映像と一緒にアップされがちな感じは見てて面白い。まあ何を今更って感じだけど。)

 

つまりは、視覚的なイメージと音楽とが、体系づけられた原体験は自分にとってここに確かにあると言える。

 

ゲームも同様に、親がプレイしていたドンキーコング2とFINAL FANTASY10に原体験を覚えている。

 

スーパーファミコンドンキーコングはDavid Wiseという作曲家が基本的に作曲していて、シンセサイザーや様々な楽器を用いて作曲している。

 

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(これは再現動画)

David Wiseは実際にかなり評価されていて、ドンキーコング2に置いては特に、暗めな世界観およびグラフィックのイメージを全く損なうことなく音楽でムーディーに仕上げている。

 

FF10では特にビサイド島っていう序盤に出てくるリゾート地みたいなエリアのBGMが強烈に好きで、ドラムと心地のいいピアノとほろほろと浮かび上がるシンセサイザーを聞くだけでいつでもビサイド島の綺麗な海岸に帰ることができる。

 

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あと、こういうアンビエントなトライバルテクノみたいなのもあったり。

youtu.be

結構オーケストラな曲も多いけど、ちょくちょくニューエイジ・ミュージックな要素もはらんでたりして、、。

 

つまり、そうした音楽たちがゲーム内で起こったドラマや風景と完全に紐づけられている。世界観に没入しながら音楽に耳を傾けてきた体験が強くここにある。

 

あまりゲームは本数やってきたわけじゃないけど、基本的には音楽を構成する細々とした要素にゲーム(現実世界も入り混じってるけど)で覚えた心象風景を思い起こさせます。

 

で、ドラマや映画体験の少ない自分は基本的にゲーム内での出来事に感傷的になった経験が多く、その感情を再生してくれるような音楽を今でも好んで聴いている。

 

それが今でいうトライバルな感覚だったり、シンセ多用なハウスだったり、ニューエイジミュージックだったり。

 

大学入ったくらいのタイミングでNEW ORDERにハマったのも、過去のゲームとの記憶が紐づけられたシンセに近い音を感じ取ったからかもしれない。

 

それがアシッドハウスや今の自分のエレクトロブームにつながってきたり。

 

あとアンビエントニューエイジ方面はCFCFやCalmに最初ハマったけど、それも完全にゲーム。笑

 

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ここで何が言いたかったかというと、決してゲーム音楽好きをアピールしたいわけじゃなくて、音楽を聴く際に自分なりのコンテクストを持っていることに自覚的になった初めてのきっかけがそれだったということ。

 

そうした態度が生まれた瞬間、音楽に対する姿勢が突如変化していく。それはクラブであっても、どこかのルーフトップでも山の中でも、帰り道の上であっても。

 

音楽的な用語をこうして多く使ってしまっているのは(反省しなくてはいけない、、、)ただ便宜的なだけであって(でもやっぱり時としてちょー便利。)、それがハウスミュージックでもロックでもヒップホップでも、私はそうしたエモフィルターで音楽を聴くことが常であるという、半ば危険なスタンスを提示したかっただけです。

 

じゃあ自分がDJとして何故ハウスをメインにプレイしているかというと、もしかしたらBPM120くらいと設定した方が色々楽だからってだけなのかもしれない。ある程度フレームが設定してあった方がアイデアが湧くというか。(120くらいのBPMが心地よいとかは後付けなだけで)

 

あらゆるジャンルの音楽的要素が詰め込まれたハウストラックは根気次第でたくさん掘り起こせるわけだし、まずCYKのメンバー内ですら好きなハウス・ミュージックがだいぶ違うもの。

 

Cris SSGさんのミックスは、もちろん一つ一つの曲が繊細で素晴らしい作品の数々であることに間違い無いんだけど、それらを通して聴き込むことによって、音楽に対する内的な自分の態度とか、環境による外的な作用の存在を改めて認識させてくれる、いい時間でした。

 

そして、自分の中では当たり前になってしまった音楽の聴き方を今ここでシェアすることで、見てくれた人と、まだしたことない話が出来ればなと思います。

 

何より音楽そのもの知識がどうとかではない部分で、今後も楽しんでいたいな。

音楽的な知識のコンプレックスがあった自分としては。

今となってはどーでもよくなったからこそ。

 

ちなみに上にした話はDJingに当てはめて考えると多くの魅力のうちの10%くらいしか語れてないと思うし、別にここで全て語ってはつまらないし。まあ語れもしないんだけど。また別ってことで。

 

以下チャート的なもの。

 

<Turner Street Sound - Bunsens Vol.1>

Turner Street Soundのデビュー・シングル。暴力的なブロークン・ビーツと裏腹に、不安定だけどどこかエモいシンセサイザーが、ただのダンストラックと言い難い。ドンキーコングとかカービィーっぽい。

 

 オーストラリアはメルボルンから現れた注目のレーベルButter Sessionsから、地元ニューカマーアーティストTurner Street Soundがデビュー・シングルをドロップ!チルアウトやアンビエント、バレアリックなフィーリングが感じられる幻想的なシンセがトラックを軸に、ハイセンスなサウンドが展開されたディープ・テックハウス・チューン!リミキサーにはボスのSleep Dが参加!現在のオーストラリアのハウス・シーンの層の厚さを感じる一枚!超ナイス!!!! (Techniqueより)

 

Len Leise - ING

 僕がSeoul Community RadioやCYKの大阪の時に一曲目でかけたLen Leiseの2016年のやつ。またオーストラリア❤️ かなり実験的な方面にも踏み込んだ作品で、バレアリック&チルなテイストを残しながらもかなりグッときます。タイトリングを信じてWonderingしたり、Swimmingしたり。

 

 

メルボルンのバレアリック・プロデューサー、LEN LEISEが新レーベルを設立!! 
〈International Feel〉主宰のMARK BARROTTによる尽力の甲斐あって、一躍バレアリック・シーンのトップ・プロデューサーへと躍り出たメルボルン在住のLEN LEISE。
そのLENと共に長年に渡って音楽活動を共にしてきたというSALVADORなる人物と共に立ち上げた〈General Purpose〉の記念すべき1st.リリース。
LEN LEISEが昔から好み、現在も影響を与え続けているというアフロやダブ、ポストパンクや実験音楽(SCIENTIST、JAH SHAKA、SAVANT、ADRIAN SHERWOOD、ANDROMEDAといった名を挙げています)にインスピレーションを求めた、これまでのニューエイジ然としたバレアリックな楽曲群とは一線を画した内容。(DISKUNIONより)

 

 

 The Pilotwings - Pour faire pleurer les chômeurs

 

なんか最近、こいつらのアンバサダーなんじゃないか?ってくらい好きなユニット。

こいつらの使うマシーンの音が好きすぎる。

 

FUTURE TIMESやGOING GOOD,SEX TAGSあたりにも通じるような感覚のフランスのデュオTHE PILOTWINGS。なかなか入荷難しかったホーム、〈BROTHERS FROM DIFFERENT MOTHERS〉からのニューリリース!エレクトロ、ブレイクビート、ニューエイジアンビエントトリップホップオールドスクールを今の感覚でアップデート。90s UKサウンド、ダブ、エレクトロニック・ミュージックの魅力が詰まったダンス・ミュージックの面白さ。サウンド・トリップ。(Newtone Records)

 

とりあえずこの三つ、、、。

最近現場ではよりテクノな音やエレクトロサウンドに傾倒しがちだけど、ここら辺のビート使いが本当に大好き。です。

 

Terra Incognita ft BEN UFO&CYK ft Mama Snake

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怒涛のDJ5連チャンが終わりました。

それと並行してみんなの大学卒業を見送り、自分も今日をもって心機一転しないと苦しいなあと思ったので色々頑張ります。

 

3月はだいぶ重要な月でした。

今月もあと2回を残し、DJ12回やってきた中で、ありがたいことに色々勉強できましたし、かなりいい経験を踏ませてもらいました。

 

京都でのギグはもう3ヶ月くらい前のことかと思うくらい詰まってた。

今月は京都大阪だけでなく、名古屋、熊本、石川といろんな場所で頑張る人たちと出会えたのも良かった。地域関係なく色々やれたら素敵だよねって話していて、実際にその話がフライヤーの製作に結びついたりして。

UNTITLEDではロシアの彫刻家にコンタクトして画像提供してもらったりだとかも出来て、なるべくそういう細かな部分もやっていきたい気持ちになれた。

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年下のパーティーもあったこともあり、とにかく年下といいコミュニケーションが取れたのも良かったのかな。

「クラビングは習慣ではないけれど抵抗はなく、面白いのがあればどんどん足を運びたい」っていう子に沢山会えました。

 

そういう人が要所要所で遊びきてくれて、いい1日だと思ってくれれば幸いだし、もし突然とにかくクラビングをしたい日に、僕を介して色々遊べられれば素敵なのかなって思います。それは、僕が関与してるしていないかかわらず。

 

そうした時に、言語で表現するにはどうしても曖昧になってしまう面白さを、その相手に照準を合わせつつ最低限は共有できる感覚と言語は持ち合わせていたいし、僕らみたいな長い期間やってきていないパーティーを行うものとして、丁寧に道筋を作っていくことはマストだと思いました。当日はもうフルパフォーマンスでやればいいわけだし。

 

やっぱりここ数年は、伝われば良いものなはずのに、伝わりきってないという状況に対して生まれる悔しさが原動力なもんで。良い話はちゃんと現場で共有できれば幸いです宜しくお願いします。

 

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さてさて、悔しいというワードに関する話はボコボコ出てきますが、そんな感情はこちらで清算してほしいです。

 

3/31に控えた3月の中でも超目玉なTerra Incognita feat Ben UFO w/ CYK feat Mama Snakeです。

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リアルを越えオンラインをまたぎ浮遊する膨大な音源アーカイブを、ジャンルレスに横断するBen UFO…..

昨年のRDCでのB2Bでしか彼を見れてない自分はこの日を前に、ウェブにアップされるミックスを色々チェックしましたが、そこからイメージされるものは様々で、3/31Contact Tokyoの大きなフロアを目の前に、どんな夢を見せてくれるのか。とても楽しみです。

 

いくらミックスをウェブ上でチェックできたとしても、百聞は一見に如かず。その言葉って多分当時の漢の国のレイバーが口に出したんじゃない?ってくらいクラブカルチャーでは大切な考えだと思っています。

 

同じくメインフロアには「悪魔の沼」からDr Nishimuraさん。一度だけプレイを聞きに行ったことがありますが、ゆらゆらと紡がれる音楽に差し込む光に恍惚とした表情を浮かべながら踊る人たちをしっかり覚えています。今回も沼に足を突っ込む人多そうだ、、、、。

 

そしてそして、Contactフロアでは満を持して。韓国、WWWβ、京都、rural、大阪と経て、3/31は僕らがお送りいたします。

今回はCYK周縁のDJたちである二人と、デンマークコペンハーゲンからMama Snakeを招聘しての開催です。

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まず、J.Lindroosフィンランドきっての名門クラブKAIKUや、Ääniwalliのレジデントでもあります。

jp.residentadvisor.net

 

そして、ブッカーとしてもAnthony Naples、Terekke、今年のRDCにも出演するSassy Jや、先日C.EのパーティーにてDJしたPLO MANなどをヘルシンキに招聘してます。彼もまさにジャンルレスに横断するタイプ。僕は彼と一年前にAnthony NaplesにContact Tokyoで紹介された仲で、1年後こうしてここで一緒にプレイできることが嬉しいです。ありがとAnthony。

 

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次にHairi Oku。彼女と知り合ってからなんだかんだまだ2年くらい?だけど、要所要所で共にやってきた仲間。Florian Kupfer来日の日だったりPeggy Gouの時だったり。彼女の選曲は結構面白いんだけどプレイが安定的でまとめ上げる力がすごいなあ~っていつも思う。初めてCYKに登場してもらいます。

 

 

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(左:Courtesy 右:Mama Snake) 

Mama Snakeデンマークコペンハーゲンのエレクトロニックシーンでかなりアップカミングなアーティストです。

あのDekmantelフェスにも出演が決まったし、ニコちゃんマークを蛇が囲ったグラフィックが印象的なレーベル<Ectotherm>をCourtesyと運営していたり。

ectotherm.bandcamp.com

(サブレーベル<Endotherm>からはDJ SEINFELDもリリース) <Ectotherm>の作品は一貫して90’sテクノ。トランスっぽかったり、ノイズな感じだったり、ダークだったり。そうした様々な要素がミニマルに押し寄せ、体を蝕んでいきます。音源から想起されるそうしたイメージをレーベルのグラフィックに使うところがいいよね。ちなみにレーベル名の意味は外温動物。理科では変温動物と習ったかも。その首領MAMA SNAKE。彼女のミックスを聞いても分かる通り、清々しいほどレイヴィーで、トランシーなテクノ。僕らの世代はまだまだ踊り足りない。この日は自信を持って、爆発的なサウンドを浴びせ続けることになると思います。

 

soundcloud.com

最後に僕ら。というか、ここまで見ていただいた方のために暗に示しておきますが、今回僕はソロです。生き残った人たちに愛を込めてDJを捧げます。

2017年度までに溜まりに溜まった膿を、この日全て清算できればいいな~~。そして、4月からの活力へ。繫ぎ止めれるよう努力します。

 

また、今回は仙台や熊本や京都からも友達来てくれるみたいだし、刺激的な一夜にしたいからこそ色々な不満を溜め込む奴らにバク踊りしてほしいぜ!!

いい夜にできれば!踊ってくだらない話して飲みましょ!!

 

 

【CYK feat. Mama Snake&Terra Incognita Feat. Ben UFO】

Date: 2018/3/31(Fri)
Venue: Contact Tokyo
Open/Start: 22:00

Studio:
Ben UFO (Hessel Audio | UK)
Dr Nishimura

Contact:
-CYK feat. Mama Snake-
Mama Snake (Ectotherm | Denmark)
CYK Crew (Nari, KOTSU, DJ No Guarantee, Naoki Takebayashi)
J.Lindroos (KAIKU | Finland)
Hairi Oku

 

『“いま”を代表するDJマスターが多彩なジャンルをディープに横断』

自身のレーベルHessle Audioを中心にダブステップとテクノの融合が盛り上がりを見せると同時に注目を集めたBen UFO。たしかにそうかもしれないが、今や彼はひとつのジャンル付けで収まるようなDJではなくなった。Pearson SoundとPangaeaと共にレーベルを運営していながら、彼は自身の作品をリリースすることなく、選曲とミックスのみによって高い評価を獲得してきた類い稀なDJだ。ゆったりと漂うようなエクスペリメンタル路線。ハウス要素を交えた暖かな選曲。モダンとクラシックを両立させるしなやかさ。テクノ、エレクトロ、ジャングル、そして、その間に広がる領域をすべてカバーするBen UFOのセットは、どんなものになるのか決して予想がつかない。分かっているのは、ひと際クオリティの高くディープな高揚を常にフロアへもたらしてくれることだ。

Ben UFOがStudio Xをジャックする一方で、Contactのホストを務めるのは東京を拠点とする気鋭のDJコレクティブ、CYK。アシッドとエレクトロの要素を忍ばせた無骨なハウスサウンドを好む彼らがゲストにMama Snakeを迎える。コペンハーゲンのApeiron Crewを率いるひとりである彼女は、この夜もテクノとエレクトロを駆使して激しさと暗鬱としたムードの同居するセットを繰り広げてくれるに違いない。

 

 

 

CYK feat.Avalon Emerson

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今週末はついに大阪デビューです。

 

それはDJとしてだけではなく、人生初大阪。

 

higher-frequency.com

 

東京がアナウンスされた時、うおおお!また来るのか!とヘッズの気持ちで見ていたらまさかの大阪でCYK出陣のお声がけです。

 

youtu.be

(これ本当に好き)

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(Whitiesから出た今年の中でもかなり素晴らしい作品の裏は道頓堀という小ネタ。)

 

Avalon Emersonに関してはなんだかんだ縁がありまして。

まずは昨年の3・18に行ったCYK feat Avalon Emerson&Courtesy

 

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(今思うとフライヤーいまいちだなあ)

 

そして、初来日の際もうちのDJ No Guarantee aka Kenjiro Hiraiが関わってるんですよね実は。

 

だからなんだって感じですが、多様化するハウスの文脈において端から端まで攻め切りたいCYKとして、今回はAvalon Emersonとの2マン。もちろん初大阪のギグですし、アウェー戦ではありますが、僕らは僕なりにしっかりプレゼンテーションしたいところです。

 

そして、個人的にはアバちゃんと同じフロアで対峙するのは実は初。前回はラウンジでDJだったし、時間もかぶってた。

 

後々、NariにDJをパスするときにアバちゃんが、2016年のRAベストトラック部門で3位を獲得した超名曲The Flontierをかけたことを知り、その場に居合わせたかったと少しへこんだのも覚えている。

 

 

www.youtube.com

 

あの日からそろそろ一年。

CYKのパーティーもあれから5回ほど経て、先月は韓国、今月は京都にruralのパーティーと様々な現場でやることが増えてきました。

 

CIRCUS OSAKAでも、近い世代とがっつり遊びたいなと思います。CYKのホームページをリニューアルしたのでそちらも合わせてチェックしていただければ幸いです。

cyk-tokyo.tumblr.com

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

そういえば、前回来日の際の居酒屋でアバちゃんを前に果敢にボケ倒すNariとNaokiを思い出した。また俺らと大阪で会えますよ、アバちゃん。

 

CYK feat. Avalon Emerson


DATE /Saturday 17 Mar 2018
TIME/23:00 - 05:00
VENUE /Circus Osaka
FEE /Adv 2000yen+1d / Door 2500yen+1d

世界各地のフェスティバルやクラブでのエクレクティックな選曲で評価を高めるAvalon Emersonが、東京拠点の新進気鋭クルーCYKのサポートのもとプレイする。

Line-up /
Avalon Emerson
CYK crew (Nari / KOTSU / Naoki Takebayashi / DJ No Guarantee)


先日韓国ソウルにも進出を果たし、東京を拠点に精力的に活動するハウスミュージック・コレクティブ「CYK」が今回初となる大阪で開催決定!
ゲストには2016年の初来日より毎年このCIRCUSにて素晴らしいプレイを披露してくれる才色兼備DJ/プロデューサーAvalon Emersonが待望の再来日!
日本国内での人気も十分に高まり、今やテクノ・ハウスを中心に幅広い側面で世界的評価も高いAvalon Emersonのプレイに注目。

 

 

!!!!!!CYK SEOUL DEBUT!!!!!!

 

 

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先日の”CYK&REMEDY Presents PELVIS SHOW CASE with DJ NOZAKI”改めてありがとうございました🙆‍♂️
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150人超なbonoboはbuttechno以来だった気がするし、お客さんも全体的に若く、熱気が超充満してました。半袖で踊るキッズがDJ NOZAKIさん及びPELVISとまさかのスペシャルゲストLipelis(L.I.E.S/Public Procession)のプレイで歓声をあげる姿に、自分も負けじと(頭痛にも負けじと)踊り狂いました。
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また、NariとのB2Bもオープンから2時間の予定が3時間やらせてもらって最後1時間はパンパンなフロアを前に良い勉強になりました、、!ありがとうございました、、。
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最近のことですが、良い感覚でDJ出来ているなぁと思う節が増えました。
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例えばTunnelでは良い意味で箱のイメージを自分なりに解釈しつつ多様な選曲をさせてもらったり、はたまたForestlimitやKOARAなどでは挑戦的なセットを組み込んで新しい発見をさせてもらってたり。
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CIRCUSやWWWβ、Contactなどの大きめなベニューでは、そうした日々のDJで蓄積したものを、パーティーのコンセプトや、時間帯や客の様子などのセオリー=制約の中でいかに自由にやるかを考えたり。
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特に最近は、良い時間帯でNariとのB2Bでの機会が増えたり、OkadadaさんとのB2BやCYKのB2Bもそうですが、考える時間が多いときは自然に良い選曲が出来てるなと感じてます。
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(が、その一方でそうしたシチュエーションにおいて1人でプレイする時の経験が浅く、”考える時間の少ない”ソロでいかにパフォーマンスを高めるかが今年の課題やなぁと思いつつ)
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そうしたタイミングで明日からはCYKクルーwith Romy Matsでの韓国ギグが待っています🇰🇷
(ありがたいことにRA NEWSに乗ってます)

 

jp.residentadvisor.net

 


ContraのメインでCYK B2Bセット。自分のプレイの質を高めるのも勿論だけど、この4人のB2Bセットもやる機会がある以上いいプレイしたいです。
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兎にも角にも韓国のクラブシーンをこの目で見れることに喜びを感じています。
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そして、2/17はCYK feat. Beesmunt Soundsystem。

 

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higher-frequency.com

www.residentadvisor.net


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前回のMall Grab回はまさにジャッキン・ハウスの狂喜、お祭馬鹿騒ぎでしたが、一筋縄ではない!な所もしっかり見せたいと思っていますので、是非足を運んでいただければと思います。
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そして、2/17がいい日になるよう、韓国でのギグ内容をしっかりフィードバックし、僕らのプレイをもってCYKの2018年オリエンテーションな日にしたいと思います、、、🔥