CYK FEAT BABA STILTZ WITH C'EST QUI

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来る10.12(大阪)&10.13(東京)にBaba Stiltzと韓国のデュオC'est Quiを招聘してのCYK 2nd Anniversaryが開催される。

circus-osaka.com

www-shibuya.jp

 

Baba Stiltzはヒーローだ。

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Baba Stiltzは若干24歳のスウェーデンストックホルムを拠点に活動するDJ&プロデューサー&シンガーである。Kornél Kovács、Petter、そしてAxel Bomanの3人が主宰のストックホルムのレーベル&スタジオ<Studio Barnhus>やC.Eのパーティーでも来日している盟友Samo DJ主宰の<Born Free>からのリリースで遺憾無く才能を発揮している。

 

そして今年。超名門XL Recordingsからのリリースが大きな話題となった彼は、持ち前の長髪をなびかせながらこの世界を颯爽と走り抜けている。

 

彼についてはもはや、どこから話せばいいのかわからない。我々CYKが10/12&13に日本に彼を招聘するにあたって書き下ろしたプレスリリースにもあるように、Drakeが主催するインターネットラジオ<OVO Sound Radio>とキャリア35年以上のベテランテクノDJであるSven Vathのレーベル<Cocoon>に名を連ねているのは彼しかいないのだから。

 

いや、まじで知れば知るほどどこまでが計算的なのか分からない。いや、もうどこまでも変人的なだけかもしれない。

 

個人的に、今年Soundcloudにアップされた"I know"という楽曲が一番インパクトのあるリリースだった。

soundcloud.com

 

惜しくも今年四月に急逝したAviciiの昨年大ヒットなトラック"Lonely Together"を大胆にピッチを変えてサンプリングした作品だ。実はBaba Stiltzはストックホルムの重要レーベルの一つ<Born Free>からのリリースにおいてもAvicii - Levelsを大胆にサンプリングしていて、同郷のプロデューサーでもあったAviciiへの興味がうかがえる。(親交関係にあったのかな?) 

 

 

(ちなみにこの二曲目にあるSamoとの共作はRight in socketをサンプリングしている。Nariのオハコ!)

 

また、自分が初めてBaba Stiltzに触れた作品がYung Leanの作品。

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彼はスウェーデンのヒップホップグループSad Boysのメンバーとして日本でも根強い人気を誇っている。ヒップホップに通じてない自分だが、Yung Leanはかなり好きなアーティストで、Baba StiltzはSad BoysのビートメイカーYung Sharmanと同団地とのこと。超フェイバリットメディアAvyssさんがうまくまとめてくれてる。

 

 

avyss-magazine.com

 

 

 

フィーチャリングとしての参加とのことで彼は歌声をも披露している。

XL Recordingsでのリリースでも分かる通り、彼のエレクトロニックな作品にも、はたまたロックやソウル、カントリーの影響が大きく伺えるバンドサウンドな楽曲でも彼自身のヴォーカルを載せているのが印象的だ。

https://www.newtone-records.com/item/n_t0086101.html

 

SKWEEE(だいぶ聞かなくなったジャンルだけど)シーンからその名を表した奇才はpost vaporなトラックを経由し、ミニマル、ポップ、The Trilogy Tapesからのリリースでもあったようなサンプリング・ディスコ・ハウス、ダウンテンポ、ロック、カントリーなどもはやジャンルで規定することもバカバカしいような多様さを見せており、このボーダーレスな感覚はある種Baba Stiltzという人間性を表すには至極自然なことのようにも思える上、90年代生まれらしい感覚を覚える。

 

NTSからリリースする最近のポッドキャストではほぼジャズ、ソウル、ブルースで構成されておりDJとしても予測不能な、そして彼の音楽的な多様さが伺える。

soundcloud.com

 

今年に入ってはDJのギグだけではなく、ライブも行っていてマイクを使用しヴォーカルを披露した。 

 

これほどまでに多くのレイヤーを持つBaba Stiltzは勿論日本でもその都度話題に上るアーティストの一人であり、やはり彼を有名にしたのは以下のBoiler Roomの映像ではなかろうか。

 

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彼のダンスなミックスを聞いているとミニマルでヒプノティックな楽曲とメロディアスでどこか可愛げのある曲が同居しているが、2018年10月に何をプレイするのか、果たして全く予想がつかない。

 

でも、パーティーだってそうだ。パーティーは生物であり、1曲1曲の流れが予想だにもしない方へと連れて行ってくれる。

 

今回の"Showtime"は我らCYKと韓国のDJデュオC'est Quiとともに行われる。C'est QuiもBoiler Roomに出演して以降注目を浴びる存在になっている。

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個人的にはCYK RADIOに提供してくれたこのミックスが一番好き。

soundcloud.com

 

この日は音楽に対するピュアな感情が溢れる空間になると思う。CIRCUS OSAKAの奥行きのある空間に轟くピュアなダンスミュージック。そして、WWW Xのサウンドシステムはライブパフォーマンス向きなので、とにかくメロディアスな曲が映える。スタッフさんたちの努力により、低音の鳴りに関しても徐々にアップデートされつつあり、10/13もかなり待ち遠しい。

 

そして、何よりCYKの2nd Anniversary。全てに感謝の気持ちを持ちつつ、是非一緒に遊んでくれればと思います。